LB部に作るトンネルの坑口は関門トンネルの門司方を参考にしましたが、
坑口の形状をネットで探していて、面白い記事がありました。

トンネル部(下関-門司間)は線路が2本ありますが、「複線」ではなく、
「単線並列方式」=単線x2で、下りx2、又は上りx2、下り/上り各1の
3パターンで使用可、更に単線x1、保線x1のような使用もできます。
これはトンネルが計画/工事された時期が明治末から昭和10年代であり、
軍部の強い要求があったようです。
同じ方向に大量かつ高速に輸送が可能な、単線x2が必要だったのですね。
実際、アメリカでは一部を除いて現在でもこの方式のようです。

写真は第五レイアウトでの「単線並列」、模型にピッタリの方式です。
20200509:P1080768(1)1