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「ハイス」とはハイ・スピード・スチール=高速度鋼の略で、
高速で金属材料に穴を空けたり、溝の加工などを行う工具に用いられる鋼。
炭素鋼にタングステンやクロム、バナジウムなどを添加し、靭性や耐摩耗性を高め、
ドリルやエンドミルなどに使われている。
工作でもお馴染みの工具ですね。
記事の内容は採算の悪化により、生産を縮小とのことですが、注目点は二つ。
一つは高速度鋼のメーカーで日立金属がシェアの50%、不二越が30%だそうです。
不二越の名前をどこかで聞いたような・・・。
もう一つが大同特殊鋼、それも渋川工場とのこと。
渋川には関東電化の工場があり、何度か行きました。
大同特殊鋼は既に鉄道輸送をしておりませんでしたが、懐かしい名前です。
写真はいつも使っているドリルのセットです。クロム、バナジウムの文字が見えます。
2mm以下は良く使うので、別に格納しています。
コメント(4)
こんばんは。
なぜか回転するものには惹きつけられます。
木に穴を開けるときも、やはり金属用を使うと気持ち良いくらいに開いてくれます。
ところで、だいぶ昔の話なのですが、あるおじいさんが鍛鋼に穴を開けるのも、鋳鉄に穴を開けるのも同じドリルを使っていました。材質が変わるとすぐ歯を研ぎなおして角度を変えて、すいすい穴を開けるんです。
超鋼入りというとても高いドリルの歯ではなかなか穴が開かないどころか、すぐ刃こぼれしてしまい、グラインダーでは研げない・・・
これが名人芸というものかと、早速まねをしてドリルの歯を研いで見ましたが・・・全部ダメにしました・・・orz
見ていると、簡単にグラインダーで研いじゃうんです。
あのおじいさん、どうしているかな・・・と言うことができないくらい昔の話でした。
やっぱりドリルの歯と糸鋸の歯はいいものを使わないとストレスたまりますよね(^^;
2008/7/27(日) 午後 7:10[ silkextra ]返信する
そうですね、木材でも金属用を使いますが問題無いですね。
私は金属と言っても真鍮ですし、あとはプラ板とか木材ですから、
ドリルの歯は悪くはならないですね。
糸鋸の歯?はピンからキリまであって、良いものは真鍮板が面白い様にきれますね、但し、気をつけないと歯を折って泣きをみます。
2008/7/27(日) 午後 8:40[ up1853 ]返信する
>但し、気をつけないと歯を折って泣きをみます。
スッパスッパ気持ちよく切っていて、ふと視線が他に行った瞬間プキッって言うあれですね。
泣きが入りますよね・・・・
2008/7/27(日) 午後 10:22[ silkextra ]返信する
日立金属は工具鋼では世界最大のシェアーを誇っていますから、今後も中長期的に目が離せないですね。いまだったらデイトレ的にもメリットが大きい。
2009/3/2(月) 午後 2:13[ Ullet5486 ]返信する