20090413:20090307:1(1)
鉄道模型考察031:再び、カプラーについて

写真の状態はUNCOUPLER上に止めて、後方(左)から機関車を繋いだもの。
この連結器状態だと100%解放に成功します。因みに、連結器は両方ともAccuMate®。
(車両はAthearnのコンテナ車両とAtlasの機関車、Athearnは取り付け高さに問題あり)

鉄道模型考察027(TB参照)でKD#5とAccuMate®が良いとしておりましたが、
実際問題として、どちらが良いか考えてみました。
UNCOUPLERはKD#321を使うのに決定です。

KDのカプラーは昔からあり、実績があります。
一方、AccuMate®はAtlasの貨車に使われています。

ここで、大事なのが貨車のメーカーです。
当方、Athearn、Walthers、Atlasの貨車を主に持っているのですが、
こと、解放に関して言えば、AtlasのAccuMate®の動作が安定していると思います。
取り付け高さが一定なのもその要因かと思います。
KDも安定しているのですが、残念ながらKDを使って販売している貨車は少数と思います。
ですから、貨車を購入し連結器をKDに交換しないといけないわけです。
特別な場合(注)は仕方が無いと思うのですが、毎回、交換は面倒です。

それと、稀ではありますが、KDでもUNCOULPER上で、それぞれ右へ行かないケースがあります。
調整の問題かも知れませんが、精度が要求されます。
AccuMate®でも精度は必要ですが、機構的に左へ行きにくい?構造になっているようです。

と言う訳で、AccuMate®=Atlasの貨車になりました。
AtlasはTRAINMANブランドで廉価な貨車も出しています。
あっさりした、作りですが走らせるのには、充分かと思います。

但し、一つ問題なのが、Atlasのコンテナ関係の車両です。
最近(と言うか2008年)、48ft積みの車両を出したのですが、これがS字線乗り入れに
問題があります。多分、柄の大きさの問題と思うのですが、
MP15DC(50ft級)と繋いでもS字部分の通過で貨車が傾きます。
AccuMate®は柄が大きい分、左右の動きが制限されていると思います。
従い、カプラーポケットの大きいAthearn?のコンテナ車両の連結器をAccuMate®に交換して
使用しています。これで、問題なく通過します。
(もっとも、S字部分はr=559mmの直結なので、もともと厳しい?)
注:特別な場合とは、Atlasで出していない車両、例えば大物車など。